- 2007-06-17
- しょぼいコラム
昨日、札幌祭りに行ってきました。
近隣のパーキングは軒並み満車でどこにとめられることもできず、ジャスマックのパーキングだけが満車ではなかったのでとめることができました。五年前に着た時もジャスマックだったのですが、なぜここだけが空いているのか不思議です。
中島公園の北口から入っていったわけですが、わたしが中学生だった頃から変わらず人でごったがえしていました。露店への入り口では、警備員が
「こちらからの進入は混雑の原因となりますので、大変申し訳ありませんが、迂回路のこちらからお入りください。」
と、喉から血を出しながら言っているのにもかかわらず、ほとんどのお客はその逆の行為をしていました。みなさん夢遊病者のごとく、そこからしか入れないのだというマインドコントロールにでもかかっているかのように、警備員の意図とは違う方角、つまり激混の原因となる入り口へ歩を進めて行っているのです。
たぶん、高額な壷を今売りつければみなさん買うことでしょう。
こういうかたたぢが、運動会には一家族二畳の大きさの敷物にしてください!とお願いしているPTA役員を無視して、ペルシャ絨毯のような四畳以上あると思われる敷物を平気で使うかたたちなのだと思います。
さて、わたしたち家族は、警備員のお願い通り、迂回路へ歩を進めていきました。家族の中でわたしだけが、お願いすると断れない典型的な日本人なのです。わたし個人は、お願いしなくても、こちらからお願いするくらい、お願いが好きな人間なのです。
会社で取引先にお願いし
家では妻にお小遣いを上げてくれとお願いし
犬の散歩の時は、あまり早く歩かないよう犬にお願いし
母には、妻に内緒でお小遣いをくれるようお願いし
社長には、あまりわたしを怒らないようお願いしています。
お願いの日々の連続であり、お願いしないで一日を終えようとすると不眠症になるくらいなのです。
そのような一日のときには、寝る時に神様に
「明日、お願いすることがありますように」
とお願いしながら就寝するほどなのです。
警備員の言うとおりの進入ルートで歩を進めたわけですが、警備員の努力も虚しく、あらゆるルートからの進入を試みる、密入国者のような人たちのせいで、露店が立ち並ぶ通路は混雑していました。
国会の牛歩戦術のようです。または、二足歩行のリハビリでもしているのかと思えるほどの歩行スピードなのです。相互通行が入り乱れ、途中で滞留し、膨れ上がり、これが人間の体であれば動脈流破裂でご臨終です。
なぜこのような窮屈な思いをしてまで祭りにくるのか・・・というか、祭りという風情も人情もそこにはないのです。あるのは、露店博覧会です。
そうです、これは祭りなのではないのです。
「露店商博覧会」なのです。
気に入った露店で立ち止まり物を買う。
しかし、その行為が頻繁ならまだしも、露店を品評することができないわけですから最悪です。人の流れの中央に入ってしまったら、両際の露店に行くのはまず無理だと思います。
大阪の渋滞で道を譲ってもらうようなもので、手を上げようが、窓を開けて「すみません」と言って頭を下げようが、道を譲ってはくれません。譲ってくれたら、わたしはハザードの代わりに、腰の部分で手をパッカパカとやるしぐさでもしようかと思っていましたが、その思いも届きませんでした。
いくら、お願いフリークのわたしでも、この状況を変えられることはできなかったのです。
そんな、祭りもクソもない、ただただ、人の群れの中で安い焼けた油と、食べ物の腐敗したような空気が漂う中を彷徨いました。
そして、たどりついたのは
「フレッシュジュース」
という露店の目の前でした。
店舗名とは真逆な、とてもフレッシュではない店構えの前で、わたしはここで買えなければ、一生息子に恨まれると思い、震える声で店員にこう告げました。
「えー、カルピスのロングをください。」
「ロング売り切れ〜(チーマーのように)」
「えー、それでは、ショートのカルビスを・・・・・ひとつ(震えながら)」
「できんじゃん、やれば(チーマーのように)。」
わたしの願いが届いた瞬間でありました。
しかし、なぜ褒められたのかが今もってわかりませんが。
近隣のパーキングは軒並み満車でどこにとめられることもできず、ジャスマックのパーキングだけが満車ではなかったのでとめることができました。五年前に着た時もジャスマックだったのですが、なぜここだけが空いているのか不思議です。
中島公園の北口から入っていったわけですが、わたしが中学生だった頃から変わらず人でごったがえしていました。露店への入り口では、警備員が
「こちらからの進入は混雑の原因となりますので、大変申し訳ありませんが、迂回路のこちらからお入りください。」
と、喉から血を出しながら言っているのにもかかわらず、ほとんどのお客はその逆の行為をしていました。みなさん夢遊病者のごとく、そこからしか入れないのだというマインドコントロールにでもかかっているかのように、警備員の意図とは違う方角、つまり激混の原因となる入り口へ歩を進めて行っているのです。
たぶん、高額な壷を今売りつければみなさん買うことでしょう。
こういうかたたぢが、運動会には一家族二畳の大きさの敷物にしてください!とお願いしているPTA役員を無視して、ペルシャ絨毯のような四畳以上あると思われる敷物を平気で使うかたたちなのだと思います。
さて、わたしたち家族は、警備員のお願い通り、迂回路へ歩を進めていきました。家族の中でわたしだけが、お願いすると断れない典型的な日本人なのです。わたし個人は、お願いしなくても、こちらからお願いするくらい、お願いが好きな人間なのです。
会社で取引先にお願いし
家では妻にお小遣いを上げてくれとお願いし
犬の散歩の時は、あまり早く歩かないよう犬にお願いし
母には、妻に内緒でお小遣いをくれるようお願いし
社長には、あまりわたしを怒らないようお願いしています。
お願いの日々の連続であり、お願いしないで一日を終えようとすると不眠症になるくらいなのです。
そのような一日のときには、寝る時に神様に
「明日、お願いすることがありますように」
とお願いしながら就寝するほどなのです。
警備員の言うとおりの進入ルートで歩を進めたわけですが、警備員の努力も虚しく、あらゆるルートからの進入を試みる、密入国者のような人たちのせいで、露店が立ち並ぶ通路は混雑していました。
国会の牛歩戦術のようです。または、二足歩行のリハビリでもしているのかと思えるほどの歩行スピードなのです。相互通行が入り乱れ、途中で滞留し、膨れ上がり、これが人間の体であれば動脈流破裂でご臨終です。
なぜこのような窮屈な思いをしてまで祭りにくるのか・・・というか、祭りという風情も人情もそこにはないのです。あるのは、露店博覧会です。
そうです、これは祭りなのではないのです。
「露店商博覧会」なのです。
気に入った露店で立ち止まり物を買う。
しかし、その行為が頻繁ならまだしも、露店を品評することができないわけですから最悪です。人の流れの中央に入ってしまったら、両際の露店に行くのはまず無理だと思います。
大阪の渋滞で道を譲ってもらうようなもので、手を上げようが、窓を開けて「すみません」と言って頭を下げようが、道を譲ってはくれません。譲ってくれたら、わたしはハザードの代わりに、腰の部分で手をパッカパカとやるしぐさでもしようかと思っていましたが、その思いも届きませんでした。
いくら、お願いフリークのわたしでも、この状況を変えられることはできなかったのです。
そんな、祭りもクソもない、ただただ、人の群れの中で安い焼けた油と、食べ物の腐敗したような空気が漂う中を彷徨いました。
そして、たどりついたのは
「フレッシュジュース」
という露店の目の前でした。
店舗名とは真逆な、とてもフレッシュではない店構えの前で、わたしはここで買えなければ、一生息子に恨まれると思い、震える声で店員にこう告げました。
「えー、カルピスのロングをください。」
「ロング売り切れ〜(チーマーのように)」
「えー、それでは、ショートのカルビスを・・・・・ひとつ(震えながら)」
「できんじゃん、やれば(チーマーのように)。」
わたしの願いが届いた瞬間でありました。
しかし、なぜ褒められたのかが今もってわかりませんが。
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